hiro-nakayamaの日記

日暮れまでには、まだ時間がある。

■老人と毒キノコ。

「毒キノコ」というと思い浮かぶのが、

このベニテングダケだ。

しかし致命的な毒ではないというので、

周囲では試しに喰ったりしている若者もいる。

絵本でも、童話のキャラクターになっているから、

一度見てみたいものだと、オレは思っていた。

何年か前に、ようやく公園の白樺林の中で見掛けた。

ベニテングダケは毎年同じ場所に顔を出すから、

10月ともなると、今年は如何か。

とカメラを持って白樺林へ出かける。

林の中を、ガマグチを落とした人のように、

下を見てウロウロしているオレを、

散歩の人などは、怪訝そうに、

見てみないふりをして、通り過ぎる。

ふふふ。

これが余生の生き方だよな。